「清潔」は宿泊施設選びの 条件に
ホテル選びの基準:「コスパより衛生・安全」へ 国籍別アンケート調査
(2020年7月 スカイスキャナー社より)
新型コロナウイルスの感染が広がる中、ホテル選びの基準も変わり始めています。コスパ重視の消費者達が、「衛生面の管理」でホテルを選ぶようになっています。
スカイスキャナー社の2020年6月12日〜22日までの期間、全5ヶ国(韓、英、米、豪、シンガポール)の2,300名余りの旅行者を対象にした
「ポストコロナの宿泊施設チェックリスト」と題したアンケート調査によると、以下のような結果になっています。
項目 | とても重要だ | 全く重要ではない |
柔軟な旅程変更・キャンセルポリシー | 39% | 3% |
ロケーション | 45% | 2% |
特典の有無 | 11% | 24% |
価格 | 48% | 3% |
施設のブランド・評判 | 21% | 5% |
衛生・感染対策 | 55% | 2% |
等級(星の数) | 21% | 4% |
宿泊施設予約時の各項目の重要度についての回答
スカイスキャナー社の調査結果によりますと、海外旅行者が今後宿泊施設を予約する際、最も重要視する要素は『衛生・感染対策』であり、特に韓国人旅行者の間でこの傾向が顕著に見られました。
国名 | とても重要だ | 全く重要ではない |
韓国 | 66% | 1% |
シンガポール | 54% | 3% |
イギリス | 51% | 2% |
アメリカ | 57% | 1% |
オーストラリア | 50% | 3% |
全体 | 55% | 2% |
宿泊施設の「衛生・感染対策」の重要度に対する国別回答
スカイスキャナー社の調査に参加した5ヶ国の旅行者のうち、今後の宿探しにあたって非常に重要な要素として『衛生・感染対策』を挙げた者は、『価格』(48%)と『ロケーション』(45%)を抑え、全体のじつに55%にのぼりました。
引用:https://hotelier.jp/inboundnews/data/20200716.html